水素水の考えを改めた理由、チャンネル登録者数100万人の医師が語る
2025年8月1日

水素はうすコラムでは、海外で水素水に対する認知が急速に変化していることについて何度か取り上げてまいりました。
Paul Saladino MDは、YouTubeチャンネル登録者数約100万人、Instagramフォロワー数200万人を誇るアメリカの精神科医ですが、2025年7月29日に「Why I Changed My Mind About Hydrogen Water (with Tyler LeBaron)(水素水について考えを改めた理由(タイラー・レバロンとともに))」という動画記事をアップされました。
公開3日目(2025年8月1日時点)で既に再生約3万回、コメントは200件超寄せられています。
本日は、本動画の簡単な概要の紹介と、肯定的・否定的コメントをピックアップし、海外の水素水の見方を調査してみたいと思います!
Why I Changed My Mind About Hydrogen Water (with Tyler LeBaron) @ Paul Saladino MD[1]
※本記事はYouTube上の一般ユーザーのコメントをもとに構成されています。医学的効果を保証するものではありません。ご自身の体調や目的に応じて、医師や専門家にご相談の上ご活用ください。
【動画説明の抜粋】※原文は英語
水素のような単純な分子が、パーキンソン病からメタボリックシンドロームまで、すべてに影響を与えることができるのだろうか?
当初、私は懐疑的でしたが、3,000を超える論文と200を超えるヒト研究のデータを目にするまでは、そう思っていました。
私たちは、水素分子がいかに有害なフリーラジカルだけを選択的にターゲットにし、有益なフリーラジカルは放っておくか、つまり、キャビネットの中で埃をかぶっている他のあらゆる抗酸化サプリメントとは根本的に異なるものであるかを探りました。
水素水を飲んだ参加者は、グルコース値、HbA1c、炎症マーカーが改善し、体重まで減少した。
タイラー氏は、高価なアルカリイオン水マシンがなぜあなたが思っているような効果をもたらさないのか(ネタバレ:pHの問題ではない)、水素吸入に重大な安全性への配慮が必要な理由、そして最大の効果を得るための水素水の正確な摂取方法について説明している。
さらに、文字通り宇宙の始まりから存在するこの根源的な分子が、人間の生物学に作用するようにほとんどデザインされているように見える理由や、ビタミンCやビタミンEの大量摂取が運動のパフォーマンスに悪影響を及ぼす一方で、水素が微調整の役割を果たす理由についても取り上げる。
【タイムライン】※原文は英語
0:00 主要疾患に対する水素の効果
2:45 半年間のメタボリックシンドローム研究結果
5:15 水素は有毒ラジカルのみを標的とする
6:08 水素分子の神聖な性質
10:12 酸化と還元の基本化学
15:30 過剰な抗酸化物質の危険性
23:45 水素が抗酸化システムを調節する仕組み
47:20 腸内での水素生成
56:30 吸入 vs 飲用 水素水
61:15 水素吸入の爆発的危険性
71:30 水素水の治療用量
85:45 アルカリイオン水と構造化水を否定する
94:30 タイラーのエリート運動パフォーマンスの秘密
水素水って実際どうなの?—リアルな声から見えてきた“期待と疑念”[1]
驚きの体感報告も!肯定派のリアルな声
水素水を日常的に取り入れている人たちの中には、はっきりとした効果を感じているという声が多くありました。
- 「飲むとエネルギーが湧いてきて走りたくなる。やめると走らなくなる。間違いなく効いてる」(ユーザーコメント)
- 「自己免疫疾患で悩んでいたけど、水素水で劇的に改善。販売まで始めるほど信じている」(ユーザーコメント)
- 「タブレットを使っていたけどコスト的にボトルに切り替えた。効果はしっかり感じている」(ユーザーコメント)
また、体重減少や肌トラブルの改善、精神的な安定を感じたという声も複数あり、単なる水分補給以上の効果を実感している人が一定数いることがわかります。
一方で「期待外れだった」との声も
もちろん、すべての人が水素水の効果を実感しているわけではありません。中には懐疑的な声や、明確に「効かなかった」とするコメントも。
- 「6ヶ月飲み続けたけど、正直なにも変わらなかった」(ユーザーコメント)
- 「購入した機器は全然効果なし。何が“正解”かわからない」(ユーザーコメント)
- 「結局マーケティングがうまいだけで、本当に効果あるのかは疑わしい」(ユーザーコメント)
また、「全てに効く」といった過剰な効果のアピールに対しては、「それを聞いた瞬間に疑うようにしている」との厳しい声も。
水素水を試す前に知っておきたいこと
肯定派・否定派のどちらの声にも共通して見られたのが、「信頼できる情報源や製品が少ない」という課題でした。
「ppm表記は誤解を招く」「製品の素材や仕組みが不透明」といった不信感を抱いている人も多く、効果の前に“信頼性の確保”が課題となっているようです。
まとめ:水素水の導入での注意点
水素水の健康効果については、一定の科学的根拠が存在する一方で、製品の信頼性や個人差の大きさ、情報の不透明さが課題として残ります。
水素水の導入を検討する場合には、以下のポイントを意識することが推奨されます:
-
信頼性の高い第三者試験データをもとに製品を選ぶ
-
水素濃度や生成方法の明確な開示があるものを選ぶ
-
医師との相談を行い、他の治療との併用に問題がないか確認
利用者の立場に立った安全な導入と、より高い品質の臨床研究が、今後この分野の信頼性を高めていく鍵となるでしょう。
海外雑誌の意見論評は色眼鏡に掛かっていないことが利点
日本では、過去の失敗がどうしてもフィルターとして掛かっているか、まず「デマではないか」という視点から論評が入る節があるように思います。これは、ある意味パイオニアであった副作用かもしれません。
そういった視点からすると、海外記事は、文化的にウェルネス志向の多い読者層、WEBに関してのハードルがより高い環境下で、良い意味でフラットであり、新しい視点の中で意見論評がなされているようにも感じました。
世界における水素医療の承認プロセスの現在地
アメリカ合衆国 →アメリカ食品医薬品局(FDA)
2025年現在、アメリカ食品医薬品局(FDA)による水素医療の承認プロセスは、主に以下の2つの方向で進展しています。
- 臨床試験の進行[2] … FDAは、心停止後の脳障害(ECPR)患者に対する水素吸入療法の臨床試験に対し、前IND(Investigational New Drug)レビューで好意的な評価。成人健康ボランティアに最大72時間の水素吸入を行い、安全性が確認されています。これらの試験結果が良好であれば、将来的な承認に向けた重要なステップとなる可能性があります。
- 希少疾患に対するオーファンドラッグ指定[3] … 水素分子を用いた治療法が、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療に対して、FDAからオーファンドラッグ指定を受けました。この指定は、希少疾患に対する治療法の開発を促進するためのもので、開発の加速や税制上の優遇措置などが提供されます。
中国 → 国家食品医薬品局
中国では、2020年2月に水素・酸素混合ガス吸入器が国家Ⅲ類医療機器に認証され、実際にCOVID-19肺炎の治療にも採用されました。
先の章でもご紹介の通り、大規模臨床研究を国家レベルで支援、糖尿病、高血圧、がん補助療法をはじめ水素吸入試験が多く進行中です。
ヨーロッパ → EMA(欧州医薬品庁)
ヨーロッパにおける水素医療に関する承認プロセスは、現段階ではまだ「基礎研究中心」で、臨床応用には至っていません。
ヨーロッパでは、主にウェルネスや代替医療の分野で利用されているようですが、ウェルネス志向が進行しているヨーロッパにおいては、水素水の健康増進のための導入などに注目が集まっているようです。
その他地域における水素医療の市場
医療承認プロセスには至らずとも導入が進んでいる地域について、大手市場調査グループが報告したレポート情報はこちらをご覧ください。
水素水・水素吸入を試してみましょう
水素吸入を試せるスポットは多数
水素吸入は「水素吸入器」により、カニューラを通して直接肺から水素を摂取する方法です。
水素吸入をまずは試してみたいという方は、水素吸入を実施しているクリニックや医院、水素吸入ができる水素吸入サロン、販売店のお試しスペースなどがあります。
水素吸入サロン&カフェ 水素はうす+西院菜梵
「水素サロンはハードルが高いわぁ」という方には、コーヒーや高濃度水素水を飲用しながらでも水素吸入ができるカフェがとてもおすすめです。
水素吸入のご利用無しでも手軽に入れるカフェなどでしたら、水素に詳しいご主人のお話を聞きながら「はじめかた」のお話も聞けるかも。
「水素」に興味ある方のはじめる第一歩として、とても使いやすいお店です。
水素吸入のHOW TOが知りたい方に嬉しい記事
濃度(%)・量(cc)の考え方 – 初心者のための水素吸入ガイド【1】
吸入する時間・タイミング – 初心者のための水素吸入ガイド【2】
家庭用の水素吸入器をおすすめする理由と選び方 – 初心者のための水素吸入ガイド【3】
水素水と水素吸入の違い
摂取水素量: 5分=20リットルにあたる?【1】
主な摂取経路:経路の違いによりそれぞれ異なる強みがあり【2】
応用した摂取方法:水素風呂、水素ミストやアイマスク、水素ルームなど【3】
引用文献・関連記事
[1] Why I Changed My Mind About Hydrogen Water (with Tyler LeBaron) – YouTube
[2] Hydrogen’s Feasibility and Safety as a Therapy in ECPR | Clinical Research Trial Listing [3] Can Molecular Hydrogen Transform ALS Treatment? FDA Grants DiagnaMed Special Status
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