「水素吸入」が睡眠の質を上げるメカニズム

2024年10月4日

※この記事は各研究機関が公式に発表している論文等のデータを基に配信しております。詳しくは「引用文献」をご参照ください。

 

 

水素吸入をはじめられた水素はうすのお客様の声で、とても多いのが「よく眠れるようになった!」「深く寝れるようになりました」といった声です。

なぜ、そのような声が多いのかも、実は睡眠の仕組みとリンクする論文がありました。

 

今回は、なぜ「水素」が睡眠改善につながるかの仕組みと論文の結果についてご紹介したいと思います!

 

不眠を改善するメカニズムと考え方

自律神経の乱れ

自律神経は、私たちの意思とは関係なく、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために活動している神経です。

自律神経は交感神経副交感神経の2つの系統から成り立っており、体内・体外の環境に順応してコントロールされますが、機能を促進するのは主として交感神経系、機能を抑制するのは主として副交感神経系が関与します。

 

現代人は、日々の生活の中で様々なストレス、働きすぎたり、不規則な生活をしていく中で、休みが必要な状況になっても交感神経が優位のままであることが多くなっています。

交感神経と副交感神経は常にバランスをとることで身体機能を正常に保っていますが、このバランスが崩れることで心身に支障をきたしています。

 

SNSを見たり、就寝前にもかかわらず情報を取得したりすることで、気づかぬうちに不眠に陥るケースが多いようです。

 

不眠を解消するには

交感神経は緊張時、副交感神経はリラックス時に働きます。

「眠れない」といった睡眠障害の一番の原因は、ストレスや気持ちの高ぶりです。

 

ぐっすり寝るためには、心も体もリラックスした状態、つまり副交感神経が優位な状態にすることで、眠りにつきやすくしてあげることが大事なのです。

そして、副交感神経を優位な状態にするにも、水素が活躍してきます。

 

水素が副交感神経を優位にする?

水素吸入が交感神経を司る脳に働く[1]

2020年11月、慶応大学水素ガス治療開発センターの佐野准教授らの研究グループは、日本獣医生命科学大学との共同研究により、Natureの『Scientific Reports』へ「高血圧モデルラットにおける水素ガスの日常吸入による血圧低下効果」といった論文を発表しました。

 

そこには、下記のような記述があります。

「我々は、5/6 Nxラットに1.3%のH2を1日1時間、4週間曝露することで、5/6 Nxによる血圧上昇が有意に抑制されることを見出した。

(中略)血圧変動のスペクトル解析から、H2が5/6 Nxによる自律神経のアンバランスを緩和すること、すなわち、過剰に活動する交感神経系を抑制し、副交感神経系の活動を増強することが明らかになった。

 

つまり、1.3%水素吸入を1日1時間、計4週間続けたことで副交感神経系の活動を増強させた、と結論付けたのです。

ただし、「しかし、これらの効果はヒトでは実証されておらず、この効果が得られるメカニズムも不明なままである。」ともあり、研究はまだ最中であるとも書置きがあることも重要です。

 

水素吸入は継続的に行うことが重要

ここで、やはり忘れてはいけない重要なことは「水素は即効性のある特効薬のようなものではない」ということです。

水素を摂取したからと言って、直ちに睡眠が改善されるわけではありません

 

例えば、寝る前に水素水を飲んでみる、といったような過度な期待での水素接種は全く無意味ということです。

水素はうすでは、数々の論文結果に基づき、日常的な水素接種水素吸入器による「水素じかん」を取り入れた生活スタイルの導入をおすすめしております。[2]

 

関連記事もぜひご覧いただき、睡眠改善への水素吸入の導入をご検討ください。

 

睡眠時の利用におすすめの水素吸入器

アクアリエッタAQY300

CNB医薬研究所製の水素吸入器アクアリエッタ AQY300は、水素発生量毎分300ccと理想的な発生量な中、とても静音性が高く、自動消灯機能も付いた、睡眠時に利用される方々のご要望に応えた水素吸入器です。

やはり日常的に最低1時間以上となると、睡眠時間での水素じかんが取りやすいと思います。2~12時間のタイマー機能もあり、就寝時に安心してご利用したいという方に特におすすめするタイプです。

 

生活スタイルに合わせた水素吸入器の選び方

ほかにも、家庭用の水素吸入器をおすすめする理由では、「日常的に水素を摂取する」のにご家庭や職場先に設置できることが理想であることをご説明しております。[3]

まずは、お近くの水素吸入を体験いただけるクリニックや、水素はうすでは水素吸入とカフェを楽しめるサロンの運営をしておりますので、どういったものかお試しいただくなど、睡眠時の利用に相性がよさそうか、ぜひ一度お試しください。

 

引用文献・関連記事

[1] Sugai K et al.Daily inhalation of hydrogen gas has a blood pressure-lowering effect in a rat model of hypertension. Sci Rep. 2020 Nov 26:10(1):20173.

 

[2] 水素吸入器をおすすめする理由~体のメカニズムに合わせた水素摂取の考え方

[3] 家庭用の水素吸入器をおすすめする理由と選び方

 

はじめての水素吸入ガイド

【1】濃度(%)・量(cc)の考え方

【2】吸入する時間・タイミング

【3】家庭用の水素吸入器をおすすめする理由と選び方

 

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