水素吸入器をおすすめする理由~体のメカニズムに合わせた水素摂取の考え方

2024年8月16日

※この記事は各研究機関が公式に発表している論文等のデータを基に配信しております。詳しくは「引用文献」をご参照ください。

 

水素を体に取り入れる健康法に関して多くのメディア・文献で紹介されていますが、残念ながら「本当かよくわからない」「本当に効果あるの?」「水素は効果ない」などいったネガティブな表現をよく目にします。

 

はじめて水素を体験してみる方法として最も簡単な方法としては「水素水の飲用」であったり、水素配合のトリートメントなどあると思いますが、おそらく大多数は同様に「水素って効果あるの?」という思いを抱いた方が多いように思います。

 

なぜ「水素は効果ない」と思い至るかには「理由」があります。まず言えることは「水素」は即効性のある薬のようなものではありません。

 

体の中で「水素」がどのような働きをしているかを理解する必要があります。体の中での水素のメカニズムを理解し、体に合った適切な方法で「水素」を取り入れることではじめて「水素の実感」を感じることができるでしょう。

 

今回は「①水素の体の中での役割・メカニズム」についての最新の論文をご紹介し、「②水素吸入器をおすすめする理由」を紹介したいと思います!

 

体内で水素が生まれ、健康に影響をもたらすメカニズム

半世紀前には腸内で水素ガスが産出されることが発見されていた

水素の体への影響について現在も多く研究が進められておりますが、200年以上にわたる歴史を有し世界でもっとも権威ある週刊総合医学雑誌の一つ『the New England Journal of Medicine』で1969年に発表された論文「Production and Excretion of Hydrogen Gas in Man(人体における水素ガスの生成と排泄)」では、腸内細菌の作用によって体内で水素ガスが産出されていることについてすでに半世紀も前に公式に研究結果が発表されております。[1]

ただ、これまで水素は生体内で代謝されないものであると考えられて来ていたため、水素の健康への恩恵についての知見は十分に浸透しませんでした。

 

ただ産出されると思われていた水素の見解が180°転換する

近年、徐々に水素が健康にもたらす影響が明らかにされ、その理解が変化しつつあります。

2023年に慶應義塾大学、カリフォルニア大学らによりオランダの学術誌『Medical Gas Research』に掲載された論文「The overlooked benefits of hydrogen-producing bacteria.(水素産生菌の見過ごされてきた恩恵)」では、スーパー善玉菌 – 水素産生菌 –と紹介され、「水素は健康長寿を実現するだろう」と明確に体内における水素の影響について様々な報告がなされております。[2]

 

産出された水素が細胞の酸化ストレスを予防

腸内細菌は、よく「善玉菌」と「悪玉菌」に分類され、乳酸菌やビフィズス菌をはじめとする「善玉菌」が健康に良い効果をもたらす菌として知られておりますが、なぜ「善玉菌」が健康に恩恵をもたらしているか、そのメカニズムを説明することは困難とされてきました。

慶應義塾大学、カリフォルニア大学らにより発表された論文には、腸内の水素産生菌が産生する「水素」に焦点を当てることによって明確に説明することが可能と言及、さまざまな論文結果と照らし合わせ、水素と疾病の関連性について厚く論じられております。

図1.(1)二量体IgA抗体と結合したバクテロイデスは腸上皮細胞にコロニーを形成する。(2)バクテロイデスが水素を産生する。(3) 産生した水素は腸上皮細胞内部で発生するヒドロキシルラジカルを消去し腸壁を酸化ストレスから守る。 (4) バクテロイデスのコロニーから発生する水素はフィルミクテスの代謝を活性化している可能性がある。(4) 余剰の水素は拡散し、その一部が血流に乗って全身を巡る。[引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000047753.html]

 

ほとんど全ての真核生物の細胞に存在するミトコンドリアは、呼吸により取りこまれた酸素を原料にして生命のエネルギーを産出する役割がありますが、副産物として最も反応性が高く猛毒であるヒドロキシラジカルが絶え間なく発生しています。

水素分子は、宇宙で最も小さい最小の二原子分子であるため、ミトコンドリアの膜を容易に透過し発生したヒドロキシルラジカルと反応することによって細胞を酸化ストレスから予防します。

 

酸化ストレスが高い状態が続くと、DNAをはじめとする体を構成するあらゆるタンパク質、脂質、糖質が酸化し、それを原因とするがんや糖尿病などの生活習慣病、動脈硬化、アルツハイマー病やパーキンソン病などの脳の病気、うつ病などの精神疾患や多くの疾病が関連していきます。[3]

 

体内の水素濃度を保つことで日常的に酸化ストレスを予防する

酸化ストレスの原因は、特に紫外線や放射線・大気汚染・タバコ・薬剤・金属・酸化された食べものなどをとることや、日常生活の中に常に発生しうるものですので、どのように日常的に防いでいくかが重要となります。

 

腸内の水素産生菌が少ない人は、水素ガスの吸入や水素水の飲用により、身体に水素を供給することができます。

また、水素産生菌は、水素を産生するだけでなく、水素を分解することによりエネルギーを作り出すことができます。
水素産生菌は、水素を二酸化炭素で分解して酢酸やメタンにしたり、硫酸を水素で還元して硫化水素にしたりしてエネルギーを節約することもできるので、身体への水素の供給によって、水素産生菌の数を増加させることもできます。[2]

 

このようにして、日常的に体内の水素濃度を保ち酸化ストレスを未然に防いでいくことで、はじめて健康への水素の効果が実感されるといえるでしょう。

 

水素吸入器をおすすめする理由

就寝時や生活空間で長く確実に水素摂取ができる

最新の水素吸入器は、2時間・4時間等のタイマー付きで静音性も高く、就寝時の利用や、軽量化に伴い持ち運びも簡単にでき、旅行先や職場での利用も可能、生活の一部に取り入れることができる設計になっています。

 

もちろん「水素水の飲用」でも確実に水素摂取は可能ですが、気体としての性質上に注意した摂取の方法が必要となります。一方、水素吸入器はカニューラを用いて、直接吸入器から発生した水素ガスを吸入できますので、より確実に水素を体内に取り入れられるといえます。

 

水素水生成ボトルで水素水生成も可能

また、H2飲料ボトルをマシンに繋ぐだけで、豊富な水素水を5分以内に生成する機能もあり、手軽に水素水を飲用することもできます。
水素水専用のパウチを使用し、水素濃度を一定に保ったまま外出先にも持っていくこともできますので、毎回の消耗品として水素水を生成できるものが身近にあることも、水素吸入器をおすすめする理由の一つとなります。

日常生活へどのように取り入れるか想像するのが第一歩

水素吸入を体験してみよう

水素吸入は、水素吸入器を取り入れたクリニックや、水素サロンなど施設で体験することが可能です。

水素はうすでは、水素サロンと京町屋喫茶を融合した店舗「水素はうす+西院菜梵(ベジぼん)」を運営しております。専用ページからご予約も可能ですので、ぜひご確認ください。

 

また、小型軽量のお手軽タイプや、より高濃度をお求めの方へ医療機関にも利用されている水素吸入器の販売など、おすすめの水素吸入器をご紹介しております。

詳しくは水素はうす公式オンラインショップをぜひご覧ください。
「初めて特典・相談特典」もありますので、お気軽にお電話等お問合せください。

 

引用文献

[1] Levitt MD. Production and Excretion of Hydrogen Gas in Man. N Engl J Med 1969;281:122-127

[2] Yusuke I et al. The overlooked benefits of hydrogen-producing bacteria. Med Gas Res. 2023 Jul-Sep; 13(3): 108–111 (リンク先はPRTimes:日本語サイト)

[3] 酸化ストレス – 健康長寿ネット

 

この記事に関連する#ハッシュタグ

Trend Info.トレンド情報

Contact水素はうすは、水素吸入器の「販売・サポート」「店舗利用・体験」「最新情報の発信」をしています。お問い合わせは☟こちら。