【2025春】花粉症の薬で悩む方必見!水素吸入という方法 – 抗アレルギー効果を調査した論文の報告

2025年3月1日

※この記事は各研究機関が公式に発表している論文等のデータを基に配信しております。詳しくは「引用文献」をご参照ください。

 

「花粉症」、今や国民病とも言われており、スギやヒノキ、イネやブタクサなど1年入れ変わり飛散しているため、とても苦慮している方が多い厄介者です。

実は、最近花粉症に対して効果を期待されているのに「水素吸入」があるのはご存じでしょうか。

 

今回は、なぜ「花粉症」に「水素吸入」が注目されているのか、そのメカニズムから効果に対する期待についてご紹介していきたいと思います!

 

 

花粉症とは?[1]

花粉症の特徴

花粉症は、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎の症状の一種。

スギやヒノキなどの春の花粉が原因によるものが多く、主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血などが生じます。

 

花粉症の原因

花粉症の約70%はスギ花粉によるものと考えられています。

これは、日本の森林の18%をスギが占めていることが上げられ、関東や東海地方ではスギ、関西ではスギに並びヒノキの割合も多いため、ヒノキにも注意が必要です。

 

花粉症の治療・予防

花粉症の治療は、アレルギー性鼻炎に対する治療と同様であり、一般的に以下の療法が上げられます。

  • 薬物療法 … 鼻水を抑える抗ヒスタミン薬の飲み薬や、鼻の炎症を抑える点鼻ステロイド薬、鼻づまりを改善する作用があるロイコトリエン受容体拮抗薬など。
  • アレルゲン免疫療法 … 原因となるアレルゲンを投与して、体のアレルギー反応を弱める治療。
  • 手術療法 … 鼻の粘膜をレーザーで凝固する下鼻甲介粘膜焼灼術など。

薬物療法は対処療法であり、眠くなるなどの副作用が伴う、毎回薬を摂取しなければいけないデメリットは言うまでもありません。

花粉症の完治を期待するアレルゲン免疫療法の一種である「舌下免疫療法」も3年程度の通院を要したり、手術療法も個人差があり程度によりますが中には2~3年の効果であったり、とても悩まされている方が多いようです。

 

 

水素吸入によってアレルギー性鼻炎に有益な効果

水素の健康に関する論文は世界で2,000報以上

水素と聞くと「本当なの?」という方が多いかと思いますが、すでに水素の健康に関する論文は世界で2,000報以上報告されています。

水素はうすコラムでも多くご紹介していますが、ヒトに対する臨床試験も多く進んできており、海外では「水素吸入器」の認可が進み始めていますので、ぜひ他の記事もご参考ください!

 

臨床医学と実験医学に関する国際学術誌ETMに掲載された論文

生物学、遺伝子治療、感染症、微生物学などに関する臨床医学と実験医学に関する研究論文を掲載する国際学術誌である『Experimental and Therapeutic Medicine(ETM)』に2018年に報告された論文「Beneficial effects of hydrogen gas inhalation on a murine model of allergic rhinitis(アレルギー性鼻炎のマウスモデルにおける水素ガス吸入の有益な効果)」[2]では、下記のような結果が報告されました。

 

水素吸入が鼻のアレルギー症状を緩和する

Exp Ther Med. 2018 Oct 19;16(6):5178–5184. doi: 10.3892/etm.2018.6880

図2. マウスにおける最後のオボアルブミン投与後 10 分以内のくしゃみと鼻を掻く頻度。データは平均値 ± 平均値の標準誤差として示されています。 * 対照群、対照 + H2 群、対照 + He 群に対して P<0.001。# AR 群に対して P<0.05。H2、水素ガス、He、ヘリウムガス、AR、アレルギー性鼻炎。

 

これは、オボアルブミンという成分を投与しアレルギー症状を誘発して、10分間にしたくしゃみの回数と鼻を描く頻度を測定し、どのような変化があったかを比較したデータです。

白帯が「くしゃみの回数」で黒帯が「花を描く頻度」、また、ARと書かれているのがアレルギー性鼻炎を発症しているモデルです。

 

図からわかることは、「AR+H2」(水素吸入したアレルギー性鼻炎を発症しているモデルが「AR」(アレルギー性鼻炎を発症しているモデルそのもの)と比較して、アレルギーを発症していないモデルに近い数値に近づき、低減していることが確認されます。

 

 

H2吸入は鼻粘膜のアレルギー性炎症を抑制する

Exp Ther Med. 2018 Oct 19;16(6):5178–5184. doi: 10.3892/etm.2018.6880

図3. 鼻粘膜の炎症に対する水素吸入の影響。ヘマトキシリン・エオジン染色後の鼻組織の代表切片(原倍率400倍)。(A)対照群。(B)AR群。(C)コントロール+H2群。(D)AR+H2群。(E)コントロール+He群。(F)AR+He群。黄色矢印は好酸球、黒矢印はリンパ球を示す。H2、水素ガス;He、ヘリウムガス;AR、アレルギー性鼻炎。

 

AR群では繊毛上皮が損傷し、不連続であった(図3B)。

粘膜下層にはリンパ球や好酸球を含む多数の炎症細胞が観察された。

 

AR+H2群では、AR群と比較して粘膜および粘膜下層への炎症細胞の浸潤上昇が抑制され(図3D)、粘膜の完全性は保護された。

これらの結果は、水素吸入前処置が鼻粘膜の炎症性傷害を軽減できることを示している、と報告されています。

 

水素がアレルギー疾患に対する治療効果を示す可能性

今回は、マウスモデルによる検証の結果であることは前提としなければなりません。

それでも、論文には下記のような結論が報告されています。

 

「水素吸入は粘膜への炎症細胞の浸潤を減少させ、血清中のインターロイキン(IL)-5、IL-13および単球走化性蛋白質-1のレベルを低下させた。

水素吸入はインターフェロン-γレベルをわずかに上昇させたが、その差は統計学的に有意ではなかった。

水素吸入は健常マウスの体重増加を抑制し、ARマウスでは体重減少を逆転させた。

さらに、水素吸入はARに対して用量依存的に治療効果を誘導した。

 

今回の結果は、水素がアレルギー疾患に対する治療効果を示す可能性を示している。

 

アレルギー症状が緩和したというお客様の声は多数!

水素はうすで水素吸入器を購入いただいたお客様の声に、このような声[3]がありました。

アトピー性皮膚炎で定期的にステロイドの軟膏を使っていましたが水素吸引を開始後は、ほとんど薬を使用していません。かゆみがゼロになったというわけではありませんが、薬を使用しなくても良いレベルで抑えられています。

 

 

水素吸入を試してみましょう

水素吸入を試せるスポットは多数

水素吸入は「水素吸入器」により、カニューラを通して直接肺から水素を摂取する方法です。

水素吸入をまずは試してみたいという方は、水素吸入を実施しているクリニックや医院、水素吸入ができる水素吸入サロン、販売店のお試しスペースなどがあります。

 

水素吸入サロン&カフェ 水素はうす+西院菜梵

「水素サロンはハードルが高いわぁ」という方には、コーヒーや高濃度水素水を飲用しながらでも水素吸入ができるカフェがとてもおすすめです。

水素吸入のご利用無しでも手軽に入れるカフェなどでしたら、水素に詳しいご主人のお話を聞きながら「はじめかた」のお話も聞けるかも。

「水素」に興味ある方のはじめる第一歩として、とても使いやすいお店です。

 

 

水素吸入のHOW TOが知りたい方に嬉しい記事

濃度(%)・量(cc)の考え方 – 初心者のための水素吸入ガイド【1】

吸入する時間・タイミング – 初心者のための水素吸入ガイド【2】

家庭用の水素吸入器をおすすめする理由と選び方 – 初心者のための水素吸入ガイド【3】

 

 

水素水と水素吸入の違い

摂取水素量: 5分=20リットルにあたる?【1】

主な摂取経路:経路の違いによりそれぞれ異なる強みがあり【2】

応用した摂取方法:水素風呂、水素ミストやアイマスク、水素ルームなど【3】

 

 

引用文献・関連記事

[1] アレルギーについて | 花粉症 – アレルギーポータル

[2] Sim CS, Lee JH, Kim SH, Han MW, Kim Y, Oh I, Yun SC, Lee JC. Oxidative stress in schoolchildren with allergic rhinitis: Propensity score matching case-control study. Ann Allergy Asthma Immunol. 2015;115:391–395. doi: 10.1016/j.anai.2015.07.022.

[3]匿名様 / VH-120使用後のご感想

 

この記事に関連する#ハッシュタグ「#ハッシュタグ」ボタンをクリックすると関連記事を検索していただけます。

Trend Info.トレンド情報

YouTube Channel水素はうす公式チャンネル

水素はうすYouTubeチャンネル 水素はうすYouTubeチャンネル

水素はうすチャンネルでは、☆水素商品のお試し動画 ☆水素に関するトレンド情報 ☆水素を取り入れた生活情報 をお届けしております!

中にはめったに見られない、水素吸入器メーカーの裏側や機械の中身など、水素健康事業の最先端情報をお届けしております。ぜひチャンネル登録お願いいたします!

Contact水素はうすは、水素吸入器の「販売・サポート」「店舗利用・体験」「最新情報の発信」をしています。お問い合わせは☟こちら。