水素水・水素吸入の効果をアスリートが検証したエビデンスを紹介 – 酸化ストレス・エネルギー消費量の低減

2025年2月7日

世界的アスリートである米メジャーの殿堂入りを果たしたイチロー選手やJリーグでも活躍したイニエスタ選手が水素水を利用していたエピソード、無敗の神童と呼ばれた現プロボクサーの那須川天心選手や元大関の朝乃山関が水素吸入で体のケアをしていたエピソードを以前の記事で紹介しました。[3]

 

実は現役のアスリートに対して水素水・水素吸入の効果を検証した論文があるのをご存じでしょうか?

1つは、プロのラグビー選手24名に水素ガス吸入を実施した論文[1]、もう1つは、立命館大学スポーツ健康科学部が実施したトライアスロン選手12名に水素水を用いて検証した論文[2]です。

 

本日は、実際の論文の中身について簡単に紹介していきたいと思います!

 

運動前の水素吸入がトレーニング後の炎症や酸化ストレスを緩和[1]

2024年12月16日、生物学と医学の研究をカバーする科学メガジャーナル「PeerJ」に『高強度トレーニング前の水素ガス吸入は、男子ラグビー選手における一酸化窒素生物学的利用能の減衰を抑制する』という論文が掲載されました。

本記事はこの論文の内容について簡潔に紹介させていただきます。

Zhao Y, Li C, Zhou S, Xu Z, Huang X, Wen L. 2024. Hydrogen gas inhalation prior to high-intensity training reduces attenuation of nitric oxide bioavailability in male rugby players. PeerJ 12:e18503 

 

過度なトレーニングは炎症や酸化ストレスを伴い組織の損傷や疲労を引き起こす可能性

スポーツや運動トレーニングにおける身体能力を向上させるための重要な戦略は、過負荷の原理に基づいていますが、過度なトレーニングは炎症や酸化ストレスによる組織の損傷や疲労を引き起こすリスクを持っています。

炎症や酸化ストレスの予防を行うことによって、アスリートのパフォーマンスを維持する対策が行われている背景より、本実験に至ったと記述されています。

 

プロの男子ラグビー選手の毎日トレーニング前に水素吸入を実施

本研究では、平均年齢 23 ± 2.65 歳、体重 88.32 ± 6.53 kg、身長 183.73 ± 5.88 cm のプロの男子ラグビー選手24名(実際は2名ケガでの途中離脱のため22名)に対し、1週間:水素吸入・1週間:プラセボ投与・1週間:ウォッシュアウト(休薬期間)の計3週間の無作為的検証が行われています。各週に6日間のトレーニング(D1〜D6)と1日の休息(D7)が組み込まれています。

毎日のトレーニングプログラムには通常、90〜120分の身体運動、30〜45分の高強度インターバルトレーニング、90〜120分のチームテクニックと戦術のトレーニング、60〜90分の個人テクニックトレーニング、60〜90分のストレッチと理学療法を含む回復が含まれていました。

吸入される参加者も、どのガスを吸入したかを知らされなかったほどの徹底ぶりでした。

 

結果、トレーニングによって誘発される炎症と酸化ストレスを緩和

3週間の検証の結果、運動トレーニング前に水素吸入することで、運動後のプロスポーツ選手のNO(血漿一酸化窒素)シグナルの反応を保護、酸化損傷マーカーと炎症因子のレベルを優位に下げる結果を得ることができたと発表されています。

これは、水素吸入が運動誘発性の酸化ストレスと障害を軽減するのに効果的であったことを裏付けるとしています。

 

つまり、アスリートが体のケアを行い、ケガのリスクを低減させるのに水素吸入が理にかなっているというエビデンスになったのです。

 

 

運動中の水素水補給がエネルギー消費量を優位に低減[2]

2020年4月17日、Taylor & Francisが出版する生理学専門誌「Temperature」に『加温環境下における持久的運動中の電解水素水摂取が体液バランスおよび運動パフォーマンスに及ぼす影響』という内容の論文が掲載されました。

本記事はこの論文の内容について簡潔に紹介します。

Ito H, Kabayama S, Goto K. Effects of electrolyzed hydrogen water ingestion during endurance exercise in a heated environment on body fluid balance and exercise performance. Temperature (Austin). 2020 Apr 17;7(3):290-299. doi: 10.1080/23328940.2020.1742056.

 

トライアスロン選手が高温多湿下での60分ペダリング運動時に水素水を補給

本研究では、平均年齢20.0 ± 1.3歳、身長171.0 ± 6.0 cm、体重60.6 ± 3.9 kgのトライアスロン選手12名に対し、室温32℃、相対湿度50%の暑熱環境下で最大酸素摂取量の65%相当の負荷で60分間のペダリング運動を実施。その後、毎分20Wずつの漸増負荷式の運動を行い、疲労困憊に至るまでの時間を評価。

運動中は水素水、又は、浄水を10分毎に体重1kgあたり2.0mlの量を摂取し、血液指標、エネルギー代謝、組織温等の変化を検証しています。

 

結果、水素水が持久運動のエネルギー消費量を有意に低減

体重はいずれの水においても運動後に有意に減少、減少率には有意差なし。血漿量、血液pH、重炭酸イオン濃度の変化、漸増負荷式の運動の継続時間等にも両者間で有意差なし。

ただし、運動中のエネルギー消費量水素水摂取時が浄水摂取時に比較して有意に低値を示したとあります。

 

つまり、水素水を飲用していた方が同じ負荷の運動をするのに必要なエネルギー量が少なく、具体的には水素水の飲用時は1分当たりのエネルギー消費量が平均0.5kcal少なく済むという驚きの結果が発表されました。

 

【2025年最新】アスリート界でも確かに広がる水素吸入

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いま注目、家庭用の水素吸入器!なぜおすすめなのか

就寝時や生活空間で長く確実に水素摂取ができる

最新の水素吸入器は、2時間・4時間等のタイマー付きで静音性も高く、就寝時の利用や、軽量化に伴い持ち運びも簡単にでき、旅行先や職場での利用も可能、生活の一部に取り入れることができる設計になっています。

 

もちろん「水素水の飲用」でも確実に水素摂取は可能ですが、気体としての性質上に注意した摂取の方法が必要となります。一方、水素吸入器はカニューラを用いて、直接吸入器から発生した水素ガスを吸入できますので、より確実に水素を体内に取り入れられるといえます。

 

水素水生成ボトルで水素水生成も可能

また、H2飲料ボトルをマシンに繋ぐだけで、豊富な水素水を5分以内に生成する機能もあり、手軽に水素水を飲用することもできます。
水素水専用のパウチを使用し、水素濃度を一定に保ったまま外出先にも持っていくこともできますので、毎回の消耗品として水素水を生成できるものが身近にあることも、水素吸入器をおすすめする理由の一つとなります。

日常生活へどのように取り入れるか想像するのが第一歩

水素吸入を体験してみよう

水素吸入は、水素吸入器を取り入れたクリニックや、水素サロンなど施設で体験することが可能です。

水素はうすでは、水素サロンと京町屋喫茶を融合した店舗「水素はうす+西院菜梵(ベジぼん)」を運営しております。専用ページからご予約も可能ですので、ぜひご確認ください。

 

また、小型軽量のお手軽タイプや、より高濃度をお求めの方へ医療機関にも利用されている水素吸入器の販売など、おすすめの水素吸入器をご紹介しております。

詳しくは水素はうす公式オンラインショップをぜひご覧ください。
「初めて特典・相談特典」もありますので、お気軽にお電話等お問合せください。

 

関連記事・引用文献

[1] Zhao Y, Li C, Zhou S, Xu Z, Huang X, Wen L. 2024. Hydrogen gas inhalation prior to high-intensity training reduces attenuation of nitric oxide bioavailability in male rugby players. PeerJ 12:e18503 

[2] 水素水が持久運動のエネルギー消費量を有意に低減(立命館大学)

[3] 世界最高峰のアスリートが「水素」を取る方法

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