原子状水素HHOに関する宮川路子先生の見解

2024年10月18日

前回、水素はうすの原子状水素HHOに関する見解[1]についてご紹介させていただきました。

 

水素研究の第一人者である、下北沢西口クリニック院長・法政大学人間環境学部・大学院公共政策研究科教授の宮川路子先生による著書『人生100年の健康づくりに医師がすすめる 最強の水素術』[2]は、2023年に発売されてから1万5,000部以上を売り上げた水素の健康に関する著書としてはベストセラーの本です。

その著書の中に、原子状水素HHOに関する記述がありましたので、その一文をご紹介したいと存じます。

 

原子状水素についてはよくわからない

宮川路子先生は、その著書[2]の中で「私は科学の専門家ではありません」という前置きの上で、

原子状水素についてはよくわからない、(中略)水素水、水素風呂、水素サプリメントにも原子状水素のタイプがあるようですが、原子状水素が水に溶解して存在するのかどうか、私にはわかりません。化学者の方にも伺いましたが、「水の中で原子状水素が存在することはない」というお返事でした。」

と書かれており、原子状水素が水の中に存在するというエビデンスはなく、わからない、という見解を示されています。

 

分子状水素でも全く問題ない

さらに、

「(中略)水素の健康効果について、分子状水素が原子状水素とならなければ活性酸素を取り除くことができない、という意見もあります。
しかし、水素のさまざまな効果が、原子状水素の状態でなければ出ないものなのかどうかは不明です。

水素の効果についての詳しい機序はわかっていませんが、分子状水素であっても十分効果が出ているのではないかと思われます。
そうでなければ、分子状水素の吸入器による効果がでるはずがありません。

実際に私が現在使用している器機は、1つを除いてすべて分子状水素の吸入器です。
原子状水素の吸入器を使用し始めてまだ間もないため、はっきりとした効果の違いは認識できていませんが、分子状水素でも大きい効果が出ていますから、私は分子状水素でも全く問題ないと考えています。

 

とあり、水素はうすでも数々紹介させていただいたように、すでに2,000報以上発表されている論文では分子状水素による効果検証がされ、結論が出されています。

そういった観点からも、分子状水素でも全く問題ないのではと考えます。

 

原子状水素吸入器は100~数百万円

「一番有名な原子状水素の吸入器では、加熱方式によって水素ガスを発生させますので、器機の内部で700度という高温の状態を作ります。
このため、ある程度の大きさや頑丈さが必要となり、価格も数百万円と高額で、メンテナンス費用も相当掛かります。

(中略)こだわりがあり、どうしても原子状水素を希望なさる場合にはそのような器機を選んでいただくとよいと思います。」

 

まとめ

以上は、宮川路子先生の著書『人生100年の健康づくりに医師がすすめる 最強の水素術』から抜粋させていただきました。

水素吸入器の購入を検討されている方から、度々「この水素吸入器はH2ガスでしょうか?HHOガスでしょうか?」といったご質問を受けることがありましたので、続けて取り上げさせていただきました。

 

 

引用文献・関連記事

[1] 原子状水素HHOについての見解【水素吸入器】

 

[2] 『人生100年の健康づくりに医師がすすめる最強の水素術』宮川路子 (著)【楽天】

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